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野塾練試情報刊

シーカヤック・スキー・登山・キャンプなどを通じて、友達の輪を広げよう。

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観光系から実証系へ その9

以前にも同じようなことを何度も書いて来ましたが、シーカヤッキングを1年を通じて楽しむなら、その時々の思いつきで海へ出て行くのではなく、年間を通じて、それぞれの季節に適した遊び方を考えて海へ出て行くべきだとワタシは考えています。またカヤッキングゲレンデも、常にあっちやこっちへ行くのではなく、メインとなるゲレンデを持つべきと考えています。
まず季節的考察というほどのことでもなく、普通の人の普通の脳味噌があれば、誰でも知っていることですが、11月から3月にかけては、基本的に大気は非常に不安定な時期と言えます。そして水温も1年で最も低く、特に3月はメッチャ冷たいことは皆さんご承知の通りです。この時期には海はしばしば強風波浪状態になります。シーカヤックはどんな性能の良いカヤックでも少なからず、風の影響を受けます。そして、この時期に転覆して沈脱でもしようものなら、10分もしない内に低体温症になり、セルフレスキューもできなくなります。誰かに助けてもらわなければ、完全にアウトです。

従って、この時期はシーカヤッキングの距離を漕ぐツアーには、全く向いていない季節ということになります。前にも書きましたが、目的地に到達できない、あるいは到達できても戻って来れないことは充分考えられます。それだけならまだマシですが、事故でも起こしたら取り返しのつかないことになりかねません。無理をしないで近場で身体慣らし程度に抑えられるだけの心の余裕を持って頂きたいと思います。

次に4月から6月にかけてですが、4月から5月中旬頃までは、気温はかなり上昇して、時に夏日も最近では観測されるようになりました。しかし、水温はまだ冷たく、依然として大気は不安定が基調だとワタシは考えております。暖かい空気と冷たい空気がせめぎ合いをするならば、大気は極めて不安定になり、海や山は大荒れになります。特にGWの頃は要注意時期に当たります。 纏まった連休と大荒れの時期がオーバーラップすると、無理をして山や海へ出かけたパーティが遭難した例は沢山あります。充分に、あるいは十二分に気を付けて頂きたいと思います。

5月末頃から6月にかけては大気が安定して来ます。6月には梅雨に入りますが、この時期は海は非常に穏やかで、風もあまり吹かなくなります。梅雨時にシーカヤッキングなんて、乗り始めには考えられないことですが、ツバの広い帽子にパドリングジャケットを身につけていれば、なかなかオツなもんです。気持ちも良いですが、ガスが発生し易いので、その点は要注意です。プレジャーボートや漁船との衝突が心配されます。

7月に入り梅雨もあけて、空がカラッと晴れ渡ると初夏の訪れです。8月のお盆過ぎまでは、日中は30度を超える猛暑の日があるでしょう。海上にいても浜辺にいても焼け付く暑さに、シーカヤッキングの楽しさもどこかへ吹き飛んで行ってしまいます。昔は、ここぞとばかりにロングツーリングもしましたが、こんな暑いときに、汗だくになってカンカン日照りの中を漕ぎ続ける必要はどこにもありませんでした。このクソ暑い時期には、浜辺の木陰で休憩を入れながら、ぬるま湯になった海水で技術錬成を繰り返すことが、最も理にかなっているのではないかと思うのです。水温は高いので冷えることで身体が疲れることはないし、外気で火照った体を冷やす効果もあります。転覆して沈脱しても、楽しいばかりです。真夏に漕いではイケナイという法律はないですが、日射病にかかる寸前で体力の限界へ挑戦するよりも、木陰でノンビリしながらアイスコーヒーでも飲みながら、一歩一歩技術向上していくことに、ワタシ自身は非常に意義を感じるのであります。

8月もお盆を過ぎて後半に入ると、朝晩が少し涼しくなります。浜辺のキャンプも快適とは言わないですが、過ごしやすくなって来ます。この頃から、錬成モードはそのまま維持したまま、本格的なカヤックトレッキングのシーズンに入っていきます。9月~10月はカヤックトレッキング最適シーズンです。台風は要注意ですが、突然には襲って来ませんので、天気予報を良く見ていて、それを避ければまず問題はないでしょう!シーカヤックにキャンプ道具や食料&水を積み込んで、色々な島へいざ出陣です。4月から始めた方は、8月までの5ヶ月で習得した技術やショートツアーの経験を存分に活かせる時期がこの時期なのです。

この時期は、外気はある程度は暑い時期もありますが、大体において涼しく、海水温度はぬるま湯のように暖かいので、ロングパドリングも苦になりません。目的地の島へ着き、テントを設営して、少し休憩したら、夕食までの数時間は眠っても良し、近くを散策しても良し、カヤック錬成モードを継続するのも大いに結構だと思います。ワタシは個人的にもスクーリング的にも、1年で最も大気が安定し、水温が高く気持ちの良いこの時期に照準を当てて、年間の活動の組み立てを考えておりますが、年初に始められた初級者の方でも、しっかり基礎錬成を継続していれば、この時期にはフェリーや伴走船を利用することなく、瀬戸内海の色々な場所へシーカヤックで行けるようになると確信をしております。

この9月10月はツアーをしてもキャンプをしても錬成をしても楽しいことこの上ありません。それは、4月ごろからのカヤックを始め、コツコツと練習をして、真夏の錬成シーズンを充分に活用すれば誰にでもできることだろうと考えております。また、ただ単に練習するのではなくて、転覆復元の技術も1ヶ月単位で向上していく方法論を早めに習得できていれば、初心者であろうがなかろうが関係なく存分にカヤッキングを楽しむことができるようになると思うのです。しかし、この気持ち良い2ヶ月はあっという間に過ぎて行きます。11月の声を聞くと、肌に当たる風は徐々に寒く冷たく厳しくなって来ます。徐々に北からの冷たい風が吹き込むようになり大気が不安定になって来ますので、遠出をするには適さないシーズンになります。いくらトレーニングを積んで技術研鑚をしていても強い風に立ち向かうことは如何に愚かであるかは以前お話した通りです。

この11月には、4月の頃のように、近場での錬成が主な活動になりますが、キャンプはまだまだ最適シーズンと言えるし、水温も冷たくはありませんので、その年の総まとめ的な活動が可能です。こうした年間を通じたカヤッキングの活動を考え行動するのは、不慮の事故に遭わないためにということだけではなく、楽しく長続きをさせたいと思うからです。またフェリーや伴走船などを利用しなくても、シーカヤックで行ける範囲内ならシーカヤックだけで行けることを証明したいと考えております。その為には、他力本願的で商業主義的な観光系シーカヤッキングでは自ずと限界があるし、発展的向上的シーカヤッキングは望めないのではないかと思います。

すべての観光シーカヤッキングが良くないとは決して考えてはいませんが、ワタシ自身を取り巻く状況を垣間見ると、前途絶望的でさえあります。シーズン最適時には、フェリーを利用して遠くからやって来て宇野港などの港湾からシーカヤックを出してツアーをしたり、しらふでもパドリングもままならないドシロートの参加者に昼間からビールなどのアルコールを出してツアーをしたりと、まるで見識のない方々が、そうした発展性のない危険な行為を繰り返すだけではなく、自慢さえする態度に呆れる以外になす術を知りません。更に年間で最も大気が不安定な時期の11月や3月を選んで、ロングツアーを企画催行している点に、ワタシは大変危惧しております。シーズン中は、技術錬成もツアー錬成よりも観光客相手の接待に奔走している人達が、突然3月や11月になると、ロングツアーを企画する事自体不思議でなりません。表向きは「安全や確かな技術の提供」を謳っていながら、やっていることは危険時期の危険ツアーではないのかと多くの疑問を感じております。

以前にも書きましたが、「~協会」の役員の飲酒パドリングと「観光シーカヤッキング」に於ける飲酒の問題と、フェリー利用や危険時期ツアーの重大な問題は、根深いところで密接に絡み合っていると思います。まだカヤッキングを始めて間がない方、初心者&初級者の方は呉々もご注意下さい。世の中「似非」が氾濫しております。似非ジャーナリスト・似非スクール・似非ガイド・似非カヤック等など、本当にご注意下さい。ご注意のメルクマールは「~協会所属」「~認定ガイド」「~公認指導者」等などの看板ですが、きっと誰かに「認定」や「公認」してもらわないと自信が持てないのだろうと思います。その認定や公認をするスクールのHPたるや、一度隅から隅までじっくり検証してみて下さい。

指導対象はほとんどが子供やファミリーくらいで、カヤックは遊園地用でおまけにスカートもはめていない写真が出ていることもあります。この次は、こうした「似非」を見抜くための方法をお知らせ致します。

続く

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コメント

すいません、校正もせずに投稿して誤字脱字だらけでしたが、先ほど校正を済ませました。多少、分かり難い表現があるかとは思いますが、この世に「似非」が沢山存在して、それに引っかからないことをお祈り致します。

管理者 #- | URL | 2009/03/03 21:39 | edit
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