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野塾練試情報刊

シーカヤック・スキー・登山・キャンプなどを通じて、友達の輪を広げよう。

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同じ場所での同じ活動の中での少しの変化の発見

昔昔の若い頃に、ジンセイに疲れ果てて住んでいた京都から関東へ旅に出かけたことがありますが、前に一度書いたこともあるような気がしますが、行って戻って来ても残ったのは「虚しさ」だけでした。多分それは何の目的もなく出かけたせいだと思いますが、この時きっぱりとワタシには「観光旅行」ではどんな小さな満足も得られないことを理解しました。

どこかに行くにはそれなりの目的を設定しないと、行った先々にどのような美しい景色や美味しい食事が待ち受けていたとしても少しの感動も得られないことを知っています。美しい景色を見てもそれをどうすることもできないし、せいぜい写真に撮るくらいのことしかできないし絵を描く能力もない。それに食目的の活動にも全く興味も起こらない。

しかし、瀬戸内海の同じ場所に何度も出かけていき、時には同じメンバーと、また時には違うメンバーと一緒にいて、カヤックを漕ぎ、島に着いてテントをはり、練習をして、一緒に食事をし、そしてまた漕いで同じ場所に戻って来る中で、ワタシは様々な発見をします。島の中の有様、島の周りの状況、そこに住んでいる人達の生き様、天候の変化に伴う海の変化、メンバーの練習プロセスでの進化の一部始終、そして自分自身の身体の状態や心の状態の変化等を観察して、進歩を見つけたり後退を感じたりしながら、お互いに良い方向へ変化し進んでいくプロセスをしっかりと感じられるときに、ワタシはやっと大きな満足を感じることができます。

ある意味で科学者が実験室で毎日同じ部屋で同じ道具を使って同じような実験をする中で、ナニか新しい発見をするようなときに感じる幸せに似ているのかも知れません。そう言えば、ワタシの周りには研究者や科学者が何かに取り憑かれたように来て頂いているのは、多少そうしたワタシの志向の傾向に関係がないとは言えないかも知れません。実証系シーカヤッキングの中で、毎回アッチへ行ったりコッチへ来たりすることにワタシが極度に抵抗を感じているのもやはりそうしたことが根底に横たわっているからだと思うのです。しかしもちろんそれが楽しくて仕方がないと感じている方に、それを止めろと言うつもりは全くないし、生き方を変えろと言うつもりも全くない。

しかし、実験室的活動からしか得られないモノを手に入れたいと思いつつ、観光系的活動の中でそれらを習得することは不可能ではないかと昔も今も思っています。昔シーカヤックをやっているある方が「判断力は学べない」と本に書いてありましたが、それはその方が二つの平面の亀裂部分に落ち込んでしまって思わず自己の状況をポロリと漏らしてしまった良い例かも知れません。

シーカヤックを長くやる秘訣は実は美しい景色を追い求めないことかも知れません。アーメン。
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